事例紹介 Case.02

未来の
エネルギー開発を支える

国際プロジェクト推進の
カギとなる
コミュニケーション分野の
協力をお願いしています。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
量子エネルギー部門 ITERプロジェクト部 部⾧
井上 多加志

原子力の平和利用を推進する
国際プロジェクトです。

これまで原子力という言葉からイメージされる「戦争」「兵器」とは真逆の、平和目的での核融合エネルギー活用が科学技術的に成立することを実証するために、核融合実験炉を実現しようとするプロジェクトを推進しています。

当機構では「核融合実用化への道・地球のための国際協力への道を拓く」という願いが込められている「ITER(道)計画」の実現を目指した国際共同事業を進めています。

コミュニケーション分野の仕事で
サポートをしてもらっています。

ITERは、日本・欧州・米国・ロシア・韓国・中国・インドの7極で進められる国際プロジェクトです。各国の研究者間では毎日のようにビデオ会議が行われ、メールなどでの情報交換がされています。

日本アクシスさんのスタッフには主に、そのような海外機関とのやりとりに対応してもらっています。
技術的なことだけでなく、人事、契約、広報など、その内容は様々。ともすると理系人材が多い私たちにとって弱い部分であるコミュニケーションに関する業務を任せられる、優秀な方を派遣してもらえることが非常に助かっています。

ニーズを先読みして、
期待以上のスタッフを派遣してくれます。

日本アクシスさんの素晴らしいところは、私たちが要求するスペックにぴったりな人を、いつも派遣してくれる対応力です。
「こんな人が現場に欲しい」と細かく説明しなくても、ニーズを先読みして、現場で欲しかった人材を派遣してくれるところはすごいと思います。

また派遣されてくる方々の能力が高いのも嬉しい。
例えば広報やマーケティングの役割で働いてくれているスタッフのおかげで、外部の専門会社に頼む必要がなくなりました。

手間やコストも削減しながら、しっかりとした成果をあげてくれるのは助かります。

プロジェクトの有効性を
広める役割に期待しています。

ITERは2025年に運転を開始し、2030年代にエネルギー開発のもととなる核融合をスタート。本格的な発電が始まるのは2000年台中期と、息の長いプロジェクトです。

しかし核融合炉の燃料となる重水素は海水から得るため、いわば無限に使えるエネルギー。活用することで、人類の進化の可能性を大きく広める夢のエネルギーなのです。その有効性を広く国民の皆さんに広め、プロジェクトの推進にご理解いただくには、私たち「技術屋さん」の力では難しい。

日本アクシスさんには、その弱点を補ってもらえる優秀な人材の派遣を、これからもお願いできればと思っています。