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事例紹介 Case.01

あらゆる科学の進歩に
貢献する研究を支援

複数の大学が共同で利用する
国内有数の施設で
安全かつ円滑な研究の推進を
サポートしています。

大学共同利用機関法人 
高エネルギー加速器研究機構 
物質構造科学研究所 放射光実験施設
施設長 五十嵐 教之 教授

物質の構造を原子・分子レベルで観察しています。

高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、「加速器」と呼ばれる装置を使って基礎科学を推進する研究所です。
中でも私が担当しているのは「物質構造科学」という分野で、加速器を使って作り出す「放射光」により、身の回りのあらゆる物質の構造を調べる研究をしています。

物質の構造や化学変化の様子を、原子・分子レベルで観察することができるため、非常に汎用性が高い研究施設として国内外の多くの研究機関、大学に活用されています。

設備の正常かつ安全な稼働を
24時間管理してもらっています。

加速器は一旦稼働すると1週間もの期間、24時間稼働し続けます。日本アクシスさんには、その間の安全確保を含めた設備の維持管理業務、また稼働していない期間の保守・点検や新しい装置への入替業務などをお願いしています。

また設備を利用する機関との調整や対応、実験の準備や観察対象の装置へのセッティング、さらには実験データの解析補助など、実験を行ううえでの幅広いサポート業務も担当してもらっています。

専門知識と対応力に優れた
スタッフに
助けられています。

複数の大学がそれぞれ様々な研究を行うために用いる施設であることから、研究の内容や対応の方法も多岐に渡ります。そんな多様なユーザーからの要望や問い合わせに対応するには、科学に対する専門知識に加えて、高いコミュニケーション力が必要とされます。

日本アクシスさんは、その両方のニーズに適う、優秀なスタッフを提供してくれます。
実験における単なる「手」ではなく、しっかりと状況を把握して適切に対応できる能力を持つ人材が望めることが、一番のメリットだと思います。

さらなる改良に向けて、
協力してもらいたいと思っています。

これからも物質構造科学研究の需要は高まることから、当機構の設備も常に進化を続けなければなりません。放射光のビームラインを改良するというレベルではなく、新たな加速器をつくるようなレベルで改良を進めていくことになります。

その際に必要となるのは、技術や志をもつ人や企業との協力体制です。
そんな大切な存在のひとつとして、日本アクシスさんにはこれからも期待したいと思っています。